あなたは、「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉をご存じですか。
今から40年、50年前の日本の子どもたちの関心事を、言い表した言葉です。
ところが、現在を見てみると、巨人は、もはやプロを目指す野球少年たちのあこがれではなくなりました。
大相撲は、モンゴルなどの外国人が上位を占めています。
とても国技と呼べる状態では、ありません。
卵焼きにいたっては、健康な鶏の卵を期待することは難しく、ほとんどが工業製品と化したブロイラーからのもの。
親は、アレルギーや病気の心配に忙しい始末です。
今が盛りのものでも、数十年後にはどうなっているのか、分かりません。
これから、その速度は、ドンドン増していくのかもしれません。
「盛者必衰のことわりを、あらわす」でしょうか。
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