先週、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん（９９歳）が、お亡くなりになりました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

寂聴さんのご実家は、徳島県徳島市にある神仏具店さんです。
人形の専門店を営んでいた私の実家から、歩いて３分ほどのところにありました。
両親から「神仏具店さんの娘さんは、才女で勉強がよくできるから東京の大学に進学したんだよ」と、よく聞きました。
年齢が離れていたので接点はありませんでしたが同郷ということで、なじみ深さを感じていました。
訃報を聞き、寂しい気持ちです。

小説「夏の終わり」や源氏物語の現代語訳で知られ、気さくな説法でも人気を集めておられました。
９０代になってからも小説を執筆され、護憲や反原発などの活動や発言も盛んに続けられた
寂聴さん。
最後まで社会への関心を持ち続けられた姿は本当に素晴らしいです。
また、人生に迷う人には、有名・無名を問わず温かい手を差し伸べ、不安を持つ人の心に寄り添われました。

彼女の説法の中にある「死ぬその日まで何かに打ち込み、自分に与えられた才能を少しでも多く発揮できるよう、努力しよう」という言葉を最近、知りました。
信念のまま、行くところすべてに人生を大らかに肯定する光と熱を感じます。

小柄な体に無尽の文才と行動力、慈愛の心に満ちていた寂聴さんの足跡を長く記憶に刻みたいです。
そして、生涯現役を通された彼女を、目標にさせていただきたい成川です。
合掌。

夢を、絶対実現！！

【令和３年予備試験　口述試験　合格発表】
2021/11/5（木）16：00
合格点　119点（R2±０）
合格者数　467人（R2＋25）
https://www.moj.go.jp/content/001358474.pdf
#令和３年予備試験口述試験合格発表

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