私は28歳で新聞社を辞めて脱サラし、およそ4年ほどの受験勉強の後に公認会計士の資格を取得。
合格発表があった1週間後に起業して以来、78歳になる今日まで教育事業に携わって来ましたが、受験の本質、受験生の在り方は、半世紀近く経っても、あまり変わらないな、とという思いを抱いています。
まず、できる人の話からしましょう。できる人は、自分からやります。言われたことをきちんと自分のものにするまで、やります。
たとえ言われなくても、自分がいいと思ったこと、必要だと感じたことは、やります。すぐにできなくても、 何度も何度でもやろうとします。
「素直で、負けん気が強い」。
これが、できる人です。
では、できない人はどうか?
いろいろな言い方があるでしょうか、どうも騙されているようだと私は感じています。何に騙されているのでしょう?
当局が公表する合格率、予備校の宣伝文句、あるいは周囲の人たちからの評価(マイナスもプラスも含めて)、場合によっては自分の学歴、職歴や生活環境・・・などです。
これらは全て、こと受験に関しては、付随的なものです。2次的、副次的な事柄です。これ以上はないほど簡潔に申し上げますと、「本試験には、出ません」。
関係ないのです。関係ないことに騙されて、惑わされて、自信を無くしたりします。逆に、いい気になって天狗になったり油断したり・・・。
そんなことをしているうちに、様々な事情に押し流されて受験生活を終えてしまう人たちが大勢います。
私はもうたくさん見て来ました。できることなら、もう見たくないですね。
自分や他人に騙されないようにしてください。そうすれば、すぐ目標は達成できます。
夢を、絶対実現!!
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