論文の「個別指導」に来ているB子さん(36)は、礼儀正しく、チャーミングな女性です。私のところへ通い始めて、1年が過ぎました。
彼女、文章(論文)で、よくミスをします。「ミスは直せばいい!!」は私の言葉ですが、B子さんは同じミスをよくします。
ある日、私が彼女に注意をした時の話です(彼女に了承していただいているので、書きます)。
「B子さん、この箇所の間違いは、前回もありましたよ」彼女に伝えました。
「えっ!そうですか。私、覚えていないです」。
「失敗ノートに書いてあるでしょ」と尋ねました。
「はい。書いてあります」。
B子さん、不服そうな対応になりました。そして、「先生、今日は体調がお悪いのですか」と、自分が指摘されたミスを、私の体調に変換してきました。
これでは、イカンです。自分が成長したければ、プロになりたければ、「論点」をはぐらかしてはいけません。自分のミスを認め、改善する作業を習得することを願っています。
注意されたら「ありがとうございます。はい。直します」と素直に自分の間違いを認められる人になってください。答えは、自分です。
資格試験は、プロになるためのテストです。準備段階のうちから、プロ意識が高い人ほど、早く合格できます。
「論点」をはぐらかしたり、ずらしたりすることは、政治やビジネスなどのパワーゲームでは常套手段ですが、専門家のタマゴにもなっていないうちから、変な駆け引きを覚えても、ろくなことになりませんよ。
夢を、絶対実現!!
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