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先日、スクール東京のスタッフS君と話をした時のこと。彼から、仕事の報告を受けた。彼は真面目であるが、話が長い。ダラダラと理由を先に話すのだ。私が聞きたいのは「結論」である。
「S君、結論は何だ!」
「あっ、はい・・・」
いつもと同じである。
「まず、結論を話す。これで、私が納得すれば、話を終える。先に、理由を話さない。守ってください」と、彼に伝えた。次回は、同じ繰り返しをしないでくださいね。
なぜ、結論から話さなければいけないのか?
仕事をスピーディーに、円滑に進めるためである。結論だけで意思決定できれば、一番早い。仮に、検討の余地があって、理由や根拠が求められる場合でも、ダラダラと列挙する必要はどこにもない。
重要度の高いものから2つ、述べれば事足りる。その2つだけで、全体の80%以上は網羅できるからだ。おおよそを把握するには十分である。
逆に、細部にばかりこだわり過ぎると、シャープな意思決定が阻害されたり、判断を誤ってしまうことにもなりかねない。
ダラダラと理由を先に話す人は、自分の思考過程をできるだけ忠実に再現しようとしているのかもしれない。その点では、生真面目とも言えるのだが、ビジネス上のコミュニケーションとしてはお粗末だ。
相手のことから考える。これが、基本にして、大原則。ユーザー、顧客や取引先の関係者等の立場に立つのと同じように、上司、同僚や部下の立場に身を置いて、報告や連絡の仕方を考えなければならない。
<今日の締め>
①テーマ→②結論(→③理由)
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