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同居した途端、嫁との折り合いが悪くなって、もう2年近く会話をしていないというおばあちゃん。
息子に相談しても、「仕事だって忙しいし、お袋と嫁の2人から互いの愚痴を聞かされる俺の身にもなってくれよ」と、つれない。
「もう、死にたい」というおばあちゃんに、「そんなもったいないことを言ってはいけませんよ」と話し始めた私。
お嫁さんとお姑さん、うまく行っているように見える家でも実際は分からない・・・等々と話すうち、「おばあちゃん、シャキッとして、お若いですよ」という言葉を私が発した途端、急に私の手を握ってきた。驚き、驚き・・・。
「えっ。私、いくつに見える。あなたはいくつ」。
「私ですか。いくつに見えますか」。
「60歳くらいかな」。
「77歳です」。
「え~私より年上なの。私は73歳なの」。
「そうですか・・・」。
そして、ニッコリ笑顔になって、「手のひらを触らせてもらっていいかな」。と言われ「どうぞ、どうぞ」と私。
私が下りるバス停まで、30分程の出来事である。
降車際に「何かあったら、また連絡してください」と名刺を渡したら、「電話、してもいい」と言われ、「はい」。と答えた。
暗い表情だった彼女から、笑顔が見られたことは、うれしいことであった。しかし、嫁姑のバトルは、この世では終わることなく、永遠に続くのだと改めて感じた1日であった。
数日後、彼女から電話があった。
「成川合格塾」でこれからの時間の過ごし方を相談したいとのことである。来週、彼女と再会することになった。日を改めて、ご報告させていただく。「袖振り合うも他生の縁」とはよく言ったものです。
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