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このブログで何度も取り上げているテーマなのですが、
「やれば良いと分かっていることを、やらないで、不合格のまま受験生活を終えてしまう人があまりにも多い。あまりにも、もったいない!」。
司法試験、予備試験は、一昔前に比べて門戸が広くなったとはいえ、依然として難度の高い試験なのですが、正しい勉強方法を採れば、誰でも受かる試験です。総論として申し上げますと、
(1)素直であること
(2)やる気があること
(3)科学的であること
以上3点をしっかり押さえておればよい。
その上で、各論としての様々なノウハウ、例えば、
「学習対象を、過去1年分の過去問に絞り込む」
「ある項目を勉強したら、24時間以内に、関連する問題を解く」
・・・等々の「やれば良いと分かっていること」をコツコツと実践していけば十分だ。
そうすれば、合格は時間の問題なのです。
ところが、やらない人たちがいる。それも、大勢いる。なぜなのか?
自分で考えても分からないから、10名の受験生の皆さんに直接、訊きました。回答に共通しているのは、「怖いから」。
私は最初、「???」でしたが、よくよく話を聞いてみると、こうです。
「今までと違うやり方をするのが怖い」。
あるいは、「やれば良いと分かっていることを、ちゃんとできるか不安で怖い」。
更には、「やれば良いと分かっていることをやって、良い結果が出ないのが怖い」。
つまるところ、まともに勉強する前から、「合格しなかったら、恐ろしい」と思っているのである。
なるほど。では、年長者として、ひとこと。
人間、1年後には、大抵のことは忘れています。10年もすれば、多くの場合、何の問題もありません。50年後には、追憶の彼方。100年後には、死んでいます。
さて、何か怖いことはありますか?
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