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第二次世界大戦後、尖閣諸島は米軍の直接管理下にあったが(サンフランシスコ条約)、1972年、沖縄諸島と共に日本に返還された。
2012年には、日本政府が、魚釣島、北小島、南小島の3島を地権者から20億5千万円で購入し、日本国への所有権移転登記を完了。
しかし、1969年の国連アジア極東経済委員会による海洋調査で、尖閣諸島には大量の石油埋蔵の可能性が報告されていたことから、日本への返還後から中国と台湾が領有権を主張。
今年になってからも、中国船が頻繁に領海侵入を繰り返しているというニュースは、皆さん、お聞き及びのことと思う。
牽制だけではない。中国はすでに、尖閣諸島周辺に3万人規模の兵力を展開できるという。対する日本は、東京オリンピックの2年後である2022年に、3千人規模の自衛隊を配置する予定。
これでは、どちらが実効支配しているのか分からない。私の予想では、「中国は来る」。ところが、日本国内では、尖閣諸島に関する議論が一向に盛り上がらない。
多くの人がニュースを見て、「またか」と思うだけ。緊迫感がまるで感じられないのは、なぜだろう?
沖縄の基地問題にしても、憲法改正の問題にしても、日本人はどうも政治に関する議論を他人事にしているように思う。
そのくせ、政治家や官僚に不正やスキャンダルがあると、躍起になって一斉に叩く。過ぎた関心を示す。皆さん、おかしいと思いませんか?
家庭で、学校で、職場で、地域で、カフェや居酒屋で、政治の話題がもっともっと出てもいいと思いますが・・・。
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