男性の場合。身長－100＝合格体重です。170㎝の方ですと、70kgがリミット。これをオーバーすると、合格が一気に遠のきます。45余年の指導経験上、例外はほとんどありません。

女性の場合ですと、（身長－100）×0.9＝合格体重です。160㎝の方ですと、54kgが限界。太り過ぎでは、司法試験、予備試験に受かることはできません。

と言いますか、受かるための勉強をきちんとやっていれば、太ってはいられないのです。頭脳労働は、肉体労働に負けず劣らず、エネルギーを消費します。

受験生は、真夏の炎天下での外仕事を年中やっているようなものなのです。

ですから、私は「スクール東京」や「成川合格塾」の受講生の皆さんに、合格体重のお話をします。

いきなり切り出すと、失礼に当たるので、いくらか親しくなった頃合いを見計らって、「もう少しダイエットした方がいいかも」。体のキレが悪いと、頭のキレもよろしくない。

太り過ぎは、内臓にも負担をかけます。もしも、受験勉強のストレスから食べ過ぎに走っているのであれば、看過できない悪循環です。

ところが、合格体重に公然と反抗する人たちがいます。個人攻撃をされたと勘違いしているのでしょう。私はあくまで経験上・統計上のデータを元にお話しているだけです。

合格するために必要なことの1つとして指摘しているだけです。

どのような信念、意見を持つかは各人の自由ですが、合格体重に異を唱えて、太り過ぎを改善しない人は不合格のままで終わります。私に申し上げられるのは、ここまでです。

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