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予備試験の受験準備をしている20代後半の男性から聞いた話です。
彼は診療放射線技師の資格を持っているのですが、就職のために様々な病院で面接を受けた経験上、「帰り際に、採用担当者からこれを言われると、100%落ちている」という台詞があるそうです。それは、
「お気をつけて、お帰りください」。
一見、相手を気遣う丁寧な言葉のようですが、実質的には、「もう2度と会うことはないでしょうから」との意味を含んでいるという。なるほどなあ、と私は思いました。
32歳で起業して以来、私も数多くの正社員、パートやアルバイトの皆さんを採用させていただいて来ました。だから、非常によく分かる部分があります。
上手い決め台詞、というか殺し文句だと思います。皮肉のニュアンスを感じ取る方々もおられるかも知れませんが・・・。
礼を尽くすことには、相手と一線を引いて、適正な距離感を保つという機能があります。だから、これから一緒に仕事をして行こうという人に対しては、礼が単なる礼で終わることはあまりない。
たとえ、採用面接の席であっても、幾分、くだけた口調や冗談などが出るのが自然。相手との距理を少しずつ縮めたいと思っているのですから。
自分自身のことを振り返っても、大変、納得できる話です。これから「お気をつけて、お帰りください」と就職やアルバイトの予定がある方は、ぜひとも参考にしてください。
もっとも、帰り際に言われたら即アウトなので、面談中に「ちょっと雰囲気が堅すぎるな・・・」と感じたら、アピールの仕方にも一工夫を!
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