受験生に送る言葉

平川先生の小論文講座㉑

 

夢を抱いて、実現する君よ!
本日は、平川先生の小論文講座第21回目をお届けします!

[設問] 福岡大学(医学部医学科)2009年度(40分)
「次の性別・年代別喫煙率の推移の図を見て、言えることおよび考えられることを列挙し、最後に医師をめざすあなたの喫煙に関する考えを述べなさい」
【近年の動向図】成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)

 

 

 

 

 

 

[これまでの話]
前回は、資料の図から読み取った男性、女性それぞれの特徴について要約しました。
今回は、その傾向を踏まえて、医師を目指す者の喫煙に対する考えをまとめます。

[今回(21回目)]
「喫煙にどう対するか」

平川先生「資料の表から、男性の喫煙率は、この半世紀で80%台から30%台に減少。全世代で、同じ傾向であることが分かりました。
一方、女性は、20%台から9%台に半減したことが、明らかになりました。
もっとも、40代においては、女性、男性を問わず唯一たばこを吸う人が増えていることが認められました。
原因としては、既婚者に関しては、子育てが一段落して社会復帰したために生じたストレスから、また、独身の同世代の女性については、容姿を保つとしてダイエットのために、喫煙に手を出していることが推測されます。
さて、今回は設問の表からいえたこと、考えられることを踏まえて、A君自身の喫煙に関する見解を明らかにしてもらいましょう」

A君「たばこは、吸う人自身の健康を害するばかりではなく、受動喫煙として周囲の人も害するものです。ただ、習慣性が強く、悪いと思ってもなかなか禁煙ができない、と聞きます」

平川先生 「そうだね。いったん、たばこを辞めたといいながら、結局、また吸い始めたという話は、よく聞くね」

A君 「そうなんです。
そこで、僕は、喫煙に関しては、予防と治療の2つの面に対応すべきと考えます。
予防としては、個人では限界があるので、国と医療関係者が協力して、その害を広く社会に啓蒙していくことが、欠かせないと思います。治療としては、禁煙指導です。特に、若年、女性を対象に治療を進めていきたいと思います」

平川先生 「なるほど、ただ、予防については、今回は40分、500字前後という制約から、触れなくてもいいと思います」

A君「分かりました。表から読み取れる特徴をまとめ、その原因を述べるだけで、400字近くは取られるでしょう。残りは、100字程度です。書くことは、絞ったほうがいいですね。
医学部入試まで、あと5ヶ月余り。そろそろ、入試を意識した対応をすべきですね」

平川先生「そうです。
いよいよ、医学部・小論文の実践的訓練が大事になってきました。
さあ、次回は完成させましょう。お楽しみに」

[本日の講義のポイント]
「医学部・小論文の試験まで、あと5ヶ月余りです。
実践を意識した勉強をしよう」

来年1月の医学部入試まで、半年を切りました。これまで学んできたことを基礎に、今後は試験時間も意識して、時間内に書き上げることも訓練しよう。

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