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昨日のブログでは、私の故郷、徳島の「阿波おどり」を題材に、「伝統行事の商品価値」について書きました。
伝統の名に安住して運用面での赤字を重ねていると、行政などの力を借りることになり、主体者(地域住民)と主催者(市当局)に距離や齟齬が生じて、軋轢を生む。
今の時代、お祭りでさえも、商品価値を強く意識せざるを得ない。そういった内容でした。
しかし、私が見るところ、もっと深刻な問題があります。現在の20代、30代の若い世代です。高度成長期やバブル経済期を知らない、今後も期待できそうにない世代です。
右肩上がりの潮流がありそうもない上に、社会保障などの負担が増大していくことは確実。最近、あまり言われなくなりましたが、「格差」は大きくなる一方だと私は感じています。
今ほど、「人間としての商品価値」が問われ、突きつけられている時代もないのでは?と感じてます。
私は常々、このブログの読者の皆さんに、「自己価値」を上げることの重要性をお話してきました。資格試験の勉強をすることもその一環であって、「受験は、仕事の一部」だとお伝えしてきました。
しかし、現在、進行している事態はもっと情け容赦ないものです。たとえ、目標とする試験に「合格」しても、何かが保障されるものではありません。
合格者は、前に進む勇気をもらえる。その程度に考えておいてください。
「資本主義の暴走」に、食われない。企業や官公庁などの組織の論理に、食われない。競争だけを求め続ける社会に、食われない。
そのためにこそ、「自己価値」の向上が必要なのです。
自分に何ができるか、何をやりたいか?
人がやっていないことは何か?
20代、30代の若い方々に考えていただきたい問題です。
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