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先日は、中部地方へ出張だった。地方へ出張した時、「地方新聞」を読むことが、私の楽しみのひとつだ。仕事を終え、滞在するホテルに帰ってから、「中日新聞」を読んだ。
7年前、「東北大震災」による原発事故に伴う「除染事業」に携わった元作業員の方の証言が大きく掲載されていた。
「放射性物質を含んだ汚染土を不法投棄した」
「手抜き除染が横行していた」
とずさんな作業の実態だ。
しかし、除染事業は、立ち入りが制限されている帰還困難区域を除いて今年3月で完了した。国は、除染に区切りがついたとしているが、信頼性に疑問が残る形となっている。
この背景には、環境省や除染作業の元請け業者が、下請け業者に除染作業を「丸投げ」し、監視する体制が不十分なことがあるのではないかと、専門家は指摘している。
今後、放射線量の高い帰還困難区域で、ずさんな除染作業が行われれば、被害はさらに広がる。
これでは、だめだと憤りを感じている。除染作業と同じく、「汚染水」の垂れ流しも常態化されているとの証言もあげられている。
東北大震災は、「地震」という「天災」であったが、「原発事故」は「人災そのもの」であるといっても過言ではない。
震災から、7年の歳月が過ぎた。都内で仕事をしていた私も3月11日の地震による大きな揺れを忘れることはできない。新宿通りは車が立往生していた。
電車も止まり、「自転車」で移動したことを思い出す。
当局は、立ち止まってきちんと調査するべきである。今、国会では、「森友問題」、「自衛隊の日報問題」、「加計問題」に時間を費やしている。
しかし、「天災」等について、もっと時間を費やすべきことがあるのではないだろうか!!
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