「毎朝4時や5時に起床して勉強を始める『朝型の生活』を取り入れたいのですが、とてもそんな時間はありません」・・・
「朝はいつもバタバタしていて、朝食を食べないで仕事に出ることもしばしばです」・・・

こんな声を兼業受験生の方からよく聞く。朝に時間が取れないのは、なぜか？ 前日の夜、寝るのが遅かったからである。もしくは、寝方が悪かったからである。

睡眠時間の理想は7～8時間だが、兼業受験生の現実としては、5～6時間程度かも知れない。

中には、仕事がある平日の睡眠を3時間で頑張って、予備試験にトップ合格した方もいたが、健康のことを考えると積極的にお勧めはできない。

そこで、睡眠6時間として、朝5時にパッと目覚めるには、遅くとも午後11時までに就寝しなければならない。ただし、ここで言う「就寝」とは、寝床に入ることではない。

ストンと眠りに落ちることを意味する。ベッドや布団の中でスマホをいじったり、ゲームやマンガにうつつを抜かしたりしていてはダメなのだ。加えて、目標の時刻にサッと眠ろうと思うのなら、それなりの準備が必要になってくる。

（1）日中、適度に体を動かす。
（2）夕食は夜7時までに済ませて、以後、禁食。
（3） 風呂にゆっくり浸かれる時間を確保する。
（4）寝る前に、軽いストレッチや静かな音楽でリラックス・・・等々。

「朝型の生活」が理想だが、まずは朝食をしっかり摂るところから改善して欲しい。朝飯抜きでは、力出ません。朝の準備は夜から始めて、夢を絶対実現！！

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