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私は、いろいろな人と会う機会が多い。32歳で起業して、45年の間に、多くの方たちとお目にかかってきた。
事務所を訪ねてこられる方、約束の場所でお会いする方・・・、その時によって違うが、よいお付き合いが続く方は「時間」を守れる人たちだ。
初めて、お目にかかる時、時間が正確な方であれば、まず心配ないと判断する。仕事も、勉強もきちんとできる人が多い。
反対に、「時間」を守れない人たち・・・ビジネスパーソンや受験生の中にもいて、それも困ったことに最近、増えてきている傾向にあるのだが、彼ら、彼女らは仕事があまりできない。
勉強もできない。本当は「できない」というより、やり方が分かっていない。あるいは、やる気がない、あっても薄い。「時間」を守るためには、少なくとも次の2つがポイントになる。
(1)段取りをつける。
約束の時刻に、約束の場所へ行くためには、その前にやるべきことをやっておかなければならない。他の用事を済まし、必要なものを準備し、移動手段や移動時間を確認しておかなければならない。
「時間」が守れない人たちは、段取りをつけるのが下手。雑で、抜かりがある。このマイナス点は、ビジネスにも受験勉強にも、そのまま反映される。
(2)相手のことを気遣う。
当然のことであるが、約束の時刻を守るために、先方も段取りをつけている。場合によっては、いくらかの無理をして、合わせていることもある。
つまり、遅刻やドタキャンは、相手の努力を無にすることになる。「時間」が守れない人たちは、先方に対する配慮、想像力に欠けているのだ。
仕事や勉強ができる人は、多忙な相手の所へ出向く場合、「時間に遅れるよりはいい」と、10分も15分も早く訪れたりはしない。急かすことになるからだ。
約束の時刻5分前に取り次いでいただけるよう行動するのが基本です。
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なお、午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
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