私の「個別指導」を受けている受験生の方々の中には、いわゆる中間管理職に就いていらっしゃる方も多い。
上役の指示や意向を受け、部下を何人も抱えて、取引先や関係者との対外的な折衝にも忙しい、大変な立場である。そのようなハードな仕事を日々されながら、受験勉強にも挑戦する気持ちの強さに、成川、いつも感服しております。
さて、「個別指導」が終わった後の雑談で、管理職受験生の皆さんからお話を伺うと、同じような悩みを持っていらっしゃることが分かる。それは、
「最近の若い社員は、連絡事項をメールで済まそうとする傾向が強い」。
直接的な、対面のコミュニケーションを避ける。上司と、話をしたがらない。42歳の管理職受験生の男性は、こうおっしゃる。
「私たちの世代は、仕事のこと、仕事以外のこと、大切な要件から他愛ない冗談まで、お互いに顔を見て話すことによって、人間関係を築いて来ました。しかし、今の20代は全然、違います。何と言いますか、上司と部下という関係を機械的にとらえ、機械的に処理しようとしているように感じます」。
また、別の見方もある。弁護士志望の37歳の女性受験生。彼女も、勤め先では管理職。
「若手社員がメールを多用するのは、口頭の曖昧さを排除したいという思いがあるからでは? 私も若かった頃、上司からの指示が分かりづらくて、『文書にして、ハッキリしてくれないかしら?』と、よく思ったものです」。
どちらの意見にも、真実味がありそうです。皆さんは、どのようにお考えですか?
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なお、午前4時更新の「司法試験・予備試験ブログ」は、司法試験・予備試験の受験生以外の方々にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
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