人生を面白くするヒント

原体験の1つになっていること

 

日本を代表する写真家の土門挙さん。
モノクロでドラマチィックな作品の数々を世に送り出した人です。
亡くなって、もう30年になりますが、成川には個人的な思い出があります。

私が小学校6年生の時。
成川の実家は徳島県の繁華街のど真ん中にありました。
阿波踊りの時には、朝から晩まで3日間、1つ30人くらいの連がひっきりなしに次々と練り
歩くメインストリートに面していました。

そこに、若い助手を従えた土門挙さんが、やってきたのです。
「お宅の2階、ちょっと貸してくれないか」と。

2人ともベレー帽を被っていて、家に上がり込んでも被ったままでした。
土門さんにはサムライのような雰囲気がありました。

何より子供心に驚いたのは、シャッターを切るスピード。
「速いなあ」と見惚れてしまいました。

あの時のあの人が、日本を代表する高名な写真家と知ったのは、高校生の時。

「いい仕事をする人は、仕事が速い。それも、びっくりするくらい」。
成川の原体験の1つになっています。

夢を、絶対実現!!

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