新型コロナ・ウイルスにより、今年の司法試験・予備試験の本試験の日程も変更となりました。
先日、３カ月遅れで実施されました。

私の「個別指導」を受けているAさん（３１）も、予備試験を受験されました。
先週、本試験後の指導に訪れました。
勉強後の雑談時のことです。

「成川先生、受験仲間の中に、『あれだけ勉強したので、自分は合格しているはずだ』『君より勉強期間が長いから大丈夫』と自信たっぷりの友人がいます。僕にはないです」。
不安な表情を浮かべて話してくれました。

私は、「Aさん、自己評価は、自分可愛さの自己満足に過ぎないですよ」と伝えました。
加えて・・・、
「自分は、よく勉強しているということは、自分はバカですと言っているのと同じです」とも・・・。

なぜなら、最終的に合格しないと、２年、３年期間を重ねようとも勉強したことにならないからです。

「自分はよくやっていると自己評価する時間があったら、１問でも解くことです」とお話しました。

「成川先生、ありがとうございます。彼の言葉を気にしないで僕は、自分は、まだまだ努力が足りないことを自覚して合格発表の日まで、勉強を続けます」と、吹っ切れたように答えてくれました。

「Aさん、その通りだよ！」
彼の謙虚な気持ちがうれしかったです。

夢を、絶対実現！！

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武藤流　予備試験　論文答案集 平成２３年～令和元年　民法・商法・民事訴訟法

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