私くらいの年齢になりますと、老いは身近なものになり、嫌でも死を意識します。老化はいつ頃から始まったのかと振り返ってみますと、大きな区切りが3つ思い当たります。

おおよそですが、1回目が55歳、2回目が65歳、3回目が75歳です。

大体10年ごとに、「あっ、来たな」と、老いを感じて来ました。日々の生活において、どんなに健康に気をつけていても、老化は確実に進行します。

私は自然の摂理を何よりも重んじておりますので、無駄な抵抗は致しません。アンチ・エイジングも無理のない範囲で楽しみながら行うことを旨としています。

よたること、転ぶことも多くなりました。情けないと思うこともありますが、苛立ったり、落ち込んでも仕方ありません。老いは今や、私そのものです。

大切な体を慈しみながら、最後の最後のまで丁寧に付き合って行こうと考えています。私の体、これまで本当に頑張ってくれました。

これからも労わりの気持ちを忘れず、細やかな手当てを重ねつつ、もっともっと頑張ってもらいます。

ですから、私は老いをネガティブに考えていません。55歳、65歳、75歳と進んだ老化を、「ホップ、ステップ、ジャンプ！！」と前向きに捉えています。

今は、「アラ・パー」（around 80）です。成川は、79才になりました。

人生のファイナルステージへの助走、まだその途中です。

夢を、絶対実現！！

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