受験生の皆さんには、毎年、申し上げていることですが、「来年、受かるかどうかは、7月、8月、9月の学習態度にかかかっている」。

これから暑さが厳しくなるこの時期、「夏休みだ！」「盆だ、帰省だ！」「海だ、山だ、プールだ、花火だ！」と誘惑が多くなる3ヶ月。ここで、目標とする試験に対して、どのような姿勢で臨むか？

合格して意気揚々と新たなステージに進めるか、それとも不合格で終わってしまうかは、決定的になります。私の経験則から申し上げると、来年の本試験、合格発表を待たずとも、受かるか落ちるか分かります。

多くの受験生は、「まだまだ時間がある」と油断しています。本気になるのは、もう少し先でいい。いざとなったら、自分はやるんだから。そう考えています。

ところが、この7月、8月、9月にコツコツと頑張っていないと、勉強の基礎体力がつきません。スポーツで言えば、ランニングやストレッチなど、基本となるトレーニングですね。

これらを怠っていると、基礎体力がつかない。基礎体力がなければ、いざとなっても踏ん張りが効かないわけです。気持ちだけあってもダメで、頭と体がついていかない。

分かりやすく表現しますと、「努力したくても、努力ができない」。

私が以前から言っている「夏場を制する者は、受験を制す」という言葉は、ただの精神論ではありません。合理性に満ちた、少し考えれば誰にでも理解できる、当たり前の話です。

夢を、絶対実現！！

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