近年、犯罪の被害者あるいは加害者の家族が、テレビのインタビューに顔出しで応じることが多くなった。一昔前までは、普通ではあまり考えられなかったことだ。高度情報化社会の進展に伴って、情報の受け手と送り手の意識には、たしかに変化が見られる。インターネットでつまらぬ憶測を垂れ流しにされるくらいなら、テレビカメラの前ではっきりと、自分なりの気持ちや考えを伝えたいと思う人も増えているのだろう。
この変化、わしは良いことだと思う。社会教育的あるいは啓蒙的な観点からすれば、「当事者の発言」は、何よりも尊重されるべきだからだ。肥大化するマスメディアを健全に活性化させるのは、匿名性やモザイク処理ではない。名があり、顔がある、私たち1人ひとりの肉声なのである。
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Q:12月なのに、冬らしくない!(宅建志望・静岡県Hさん)
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