政権交代という大きな変革が、自信と充実感をもたらしたのだろう。鳩山首相の表情がイキイキしている。しかし、ここで実務に徹しないと、「やっぱり、カネ持ちのボンボンのやること」と国民感情を逆撫でしかねない。麻生さんが毎晩、バーで一杯やる姿を見せたような、つまらないキャラクター・アピールは必要ない。
では、どのような姿勢で、実務に向かえばよいのか？
「リストラや倒産の危機が現実にある、勤め人の目線」。これしかない！
人は、安全地帯にいる限り、何とでも言える。実際、何とでも言っていて、かまわないのだ。しかし、政治において最も大切なことは、特に首相に求められることは、「この国で、大丈夫だ！」と国民をその気にさせることなのである。自分1人だけ、あるいは特定の人々だけが大丈夫では、話にならない！
鳩山首相の育ちの良さが、「緊張感の欠けた理想主義」ではなく、「おおらかさを忘れない現実主義」となるよう期待しています。
【合格方法一本勝負！】
Q:「ルーティンが大事」とわかってはいるのですが、どうしても飽きが来て・・・。（司法書士志望・東京都Sさん）
A:飽きが来ることを想定して、そのとき用の勉強を準備しておく！