宅建合格を目指す52歳の女性から、受験の相談があった。彼女は最近、離婚して、自立する必要に迫られているのだ。彼女は、ある宗教の信者でもある。それは、いい。しかし、受験相談でも、話すのは自分がやっている宗教のことばかりなのだ。わしがどうにか話の幅を広げようと、他の宗教のことに水を向けても、彼女はまるで無関心。そんなものは存在しないといった態度である。しかも、遅刻やドタキャンの常習者。反省の色がまったく見えないのだ。
高邁な理念に熱中するのもいいが、一般常識を身につけてからでも遅くはないのではないか。宗教には偏見がないつもりのわしも、これはどうかと思うぞ！
＜人生一本勝負！＞
Q：東京がオリンピック招致レースに負けた原因、先生はズバリ何だと思いますか？（不動産鑑定士志望／東京都Iさん）
A：都民や国民が、心からは望んでいなかったこと。これだと思う。