日本プロ野球のスーパーヒーロー・長嶋茂雄が現役選手だった頃、シーズンオフになると伊豆の旅館にこもっていた話は有名だが、「努力する姿を、人に見せたくない」という彼の姿勢は徹底していた。障子を閉め切った旅館の8畳間で、打ち込みをやっていたのだ。ただの素振りではない。実際に、思い切りボールを打っていたのだ。毎日毎日、何時間も何時間も。サポートする人が、「もういい加減にしましょう」と言うまで。おそらくは、試合中と同じ緊張感をもって。いや、試合以上の切迫感にさらされて。
自らの哲学を貫きながら、量を惜しまず、しかも発想がユニーク! 天才・長嶋は、努力の天才である。「長嶋の実話を、天才だから」とみるのは、間違い。「人の見ていないところで、コツコツやっていることが、本質だ」とみよう。
<人生一本勝負!>
Q:昼休みに勉強していると、職場の同僚たちから妙な目で見られてしまいます。かっこつけてるわけではないんですが。(AFP志望/東京都Yさん)
A:「気にするな!」と言っても気になるだろうから、人目につかないスペースを職場近くに確保する工夫を!