宅建の勉強をしている25歳の男性から聞いた話だ。不動産関連の会社に勤めている彼は、同い年の男性と組んで営業に出掛けているのだが、その同僚、オモテとウラの顔が違いすぎるという。お客さんや上司の前では、調子よく1日に何回も、「いやー、感動いたしました」と、おべっかの台詞を連発する“感動屋”なのだが、移動中の車の中では、一転して、相手の悪口をしゃべり倒すというのだ。「一緒にいると、気分が悪くなって、頭痛や吐き気がするのです」と、受講生の彼は本気で困っていた。
人間社会に本音と建前はつきものだが、他人や自らの仕事を卑しめるような振るまいは、“成功のゴッドファーザー”の目を逃れることはできない。いつか必ず、すさまじいバチがあたって、反省と後悔を強いられるから、心せよ!
<人生一本勝負!>
Q:2度、不合格になっています。試験本番で緊張してしまい、思ったほど力が発揮できません。心構えを教えてください。(社労士志望/男性35歳)
A:2度の失敗には、具体的に対処するしかない。模試・答練を受けまくって、「本番前に、緊張する訓練を!」。