いよいよ、裁判員制度が本格始動した。初めて適用されたのは、66歳の女性が近所に住む72歳の男性に殺害されたという事件。容疑者の男性は、起訴事実をほぼ認めており、検察側は、遺族・関係者の心情を重く見て、犯行の残虐性を訴え、弁護側は、計画的な犯行ではなく、事件は突発性のものだったと強調して、情状酌量を求める方針だという。争点は、「量刑」だ。
新しい制度のもとで、いかなる判決が導き出されるか。そして、その過程が、どのくらいつまびらかにされるのか。法曹を目指す受験生だけではなく、社会人全員が、当事者感覚をもって、「人が、人を裁くという現実」を真摯に見守る必要がある。
「裁判員の方々、証人に質問ぐらいはしてくださいよ」。
<人生一本勝負!>
Q:先生は、お盆に特別なことをしますか?(CFP志望/東京都Hさん)
A:特別なことはしない。わしは毎朝、神々、両親、ご先祖、この世の人たちに祈りを捧げている。