ちょっと前に、「日本では、他の先進諸国に比べて自殺者が多い原因」として、「人生訓を垂れる大人が、激減したこと」を挙げた。そこで今日は、わしから一発お見舞いしよう!
「行き詰まりを感じたら、何か1つ捨てる」。
人は誰でも、6つか7つくらいの生活信条といったものを持っている。多くの人に共通しているのは、「お金持ちになりたい」「人によく思われたい」「勉強や仕事を休んではいけない」「人生には目標が必要」などだ。これらは、日々の暮らしを営んでいく上で心の支えになるものだが、ときとして、逆に、精神を鬱屈させる要因にもなる。だから、もし死を思うほど辛くなったら、どれでもいいから1つを捨ててみるのだ。すると気持ちが楽になって、行き場のない袋小路から脱出できる。そんなものは最初からどこにもなかったことに気づいて、新しい1日、新しい人生が目の前にパッと開けるぞ!
様々な原因があるとはいえ、気から始まって死に至る病が自殺なのだ。心の持ちようで、最悪の事態はいつでも回避できる。たとえ、どのような状況でも、である。
「人間は、いつでも自殺できるが・・・」。
<人生一本勝負!>
Q:景気は本当に底を打ったのでしょうか?(不動産鑑定士志望/兵庫県Hさん)
A:その観はあるが、先の金融危機を教訓とするなら、予断許すまじ!