受験生やビジネスパーソンの中には、勉強や仕事の量をこなしていないうちから、質がどうたらこうたらと悩む人たちが多い。そんなとき、わしは、次のような質問をする。
「あなた、尊敬できる人はいますか?」。
坂本竜馬、ビル・ゲイツ、アインシュタイン、イチローと、答えは人によって様々だ。そこで、わしは二の矢を放つ。
「その人は、誰よりもたくさん、深く考え、試行錯誤を繰り返しながら、実践しているはず。つまり、量をやっていたと思いませんか?量の豊富さが、質を高めたと思いませんか?」。
全員が全員が、「その通りだと思います」と答え、ここに至ってようやく、自己矛盾に気づくわけだ!
「尊敬できる人の、いい点を実行してみませんか」。
<人生一本勝負!>
Q:テレビの気象情報って、多過ぎないですか?(不動産鑑定士志望/京都府Mさん)
A:わしも前々からそう感じていたが、「どんな人にも、平等に、影響する事柄」「しかも、毎日変化する」と思えば、ニュースとしての価値があるのだろう。