昨日、「困難に満ちた生涯は、善なるものに満ちている」と書いたが、それは、受験生や働く人たちの相談に乗っていると、事のマイナス面ばかりに囚われている人がほとんどだからだ。今日からでもできるちょっとした努力、いつかできるようになるでっかい努力を放棄しておいて、「問題だ!」「問題だ!」と大袈裟に騒ぎ立てる。そこで本日は、文学的な警句を2つ、ご紹介しよう。
『異邦人』や『ペスト』で知られる作家カミュは、次のように言っている。
「真に哲学的な問題は、この世に1つしかない。それは、自殺である」。
人生の悲喜劇の大家であるシェイクスピアも、ハムレットにこう言わせている。
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。
つまり、人が生きていく上での問題は全然問題ではない!
<人生一本勝負!>
Q:自分では今ひとつだと思う商品を売るには、どうすればいいですか?(簿記2級志望/東京都Hさん)
A:いいところがどこか1つはあるはず。それを自分なりに見つける努力から!上司に言われたことや、パンフレットに書かれたことを鵜呑みにしているだけではダメ!