昨日、「一人前になれるかどうかの節目は、35歳」という高校の女性教師の言葉を紹介したが、なぜ「35歳」なのか？主な理由は、2つある。
（1）高校卒業を18歳とすれば、「35歳」はほぼその倍の年齢である。精神的にも社会的にも、大人になってしかるべき時期なのだ。そんな時期に、自らの目標を見定められないのは、未熟以外の何物でもない。「気持ちは10代」と言えば聞えはいいが、実態は「幼稚」である。
（2）何事を為すにしても、最重要ポイントは「準備」にある。「準備」さえ整えば、全過程の80％は終えたも同然なのだ。ところが、目標が決まっていないと、「準備」のしようがない。あれもこれもと目移りばかりしていると、慢性的な準備不足に陥る。これでは、試験の合格や、ビジネスでの成功といった目標達成は、夢のまた夢だ。
可能性は無限だからこそ、一歩一歩、着実に歩んで行くことが大切になる。「35歳」を過ぎても、このことにまだ気づかないようでは、あっという間の人生、間に合わないぞ！
＜人生一本勝負！＞
Q：不景気でも、「食」を巡る動きは、テレビやネットなどで盛んですね？（行政書士志望／兵庫県Mさん）
A：不景気だからこそ、とも言える。根源的な欲求なのだ。しかし、それを伝える中身がヒドイ。