中央大学で起きた教授殺人事件について、一言。犯人として、教授の教え子だった男性が逮捕された。犯行の動機については、まだ詳しくわかっていない。事件の全容解明はこれからだが、わしには気がかりなことが1つある。それは、「善意で厳しく指導した結果、逆恨みを買うことがある」という点だ。
わし自身、何度も経験しているのだが、良かれと思って教えたことが、相手の反感を呼び、怨みを招くことがあるのだ。今回のケースに、このような側面があったかどうか、まだ不明だが、現在の教育全般を見渡すと、教える側と教えられる側の間に、深い溝を感じることがある。信頼関係が前提とならず、ちょっとしたことで決定的な不信に陥るような危うさ、脆さがある。
とはいえ、教える側に立つことを職として選んだのなら、ビビって、萎縮してはいけないのだ。教えるべきことをキチンと教えられないのなら、先生・講師・教授などの資格は有名無実化し、教えられる側の不信をさらに増幅することになるからだ。
「日ごろから、いろんなところに徳を与えておれば、事件に巻き込まれにくい」という傾向はある。
<人生一本勝負!>
Q:テレビも、生活習慣病の一つですね。受験勉強を始めたら、観なくてもいいようになりました。(社労士志望/東京都Eさん)
A:もっと面白いものが、世の中にはたくさんある!