本日は、会社員の品格が好評なので、その中の1部を紹介します。
ある出版社の、週刊誌Aを発行する部署に新任でやってきた編集長(男性42歳)の話である。A誌は、業界のリーディング・マガジンで知名度も高い。だが、歴史がある分、保守的なつくりに収まっていた。それをどう改善していくかが、課題だった。
新任編集長は、この雑誌を2年以上、ろくに読んでいなかった。それなのに、スタッフ、外注記者や印刷業者らと立ち話をしたとき、「Aなんて下らない!編集が甘すぎる」とわめいたらしい。
この発言を、前任者や社長が、そして読者が聞いたら、どう感じるだろう?
「自社製品をけなさない」というのは、サラリーマンとしての最低限のルールだ。もし「下らない」と思ったら、「問題があるから、改善しよう」と提案すべきである。
1年後、何の改善努力もなされなかったため、A誌は廃刊。バカ編集長は、リストラ要員の筆頭に名前が挙がっている。
<人生一本勝負!>
Q:勉強したはずなのに覚えていないと、「暗記がダメだなあ」と思ってしまいます・・・・・。(不動産鑑定士志望/山梨県Hさん)
A:忘れても気に病まない。覚えるまで勉強するだけ。