「豚インフルエンザ」と呼ばれていた新型インフルエンザが、このほど、WHO(世界保健機関)によって、「フェーズ5」と評価された。これは、人から人への感染が、2ヵ国以上(メキシコとアメリカ)で確認されたことを受けて、「世界的な拡大のおそれがある」と警告するものだ。6段階に設定されているレベルのうち、2番目の危険度である。WHOは、各国政府に対し、予防のための計画的な行動を求め、世界中の製薬会社に対しては、ワクチンの開発・製造を急ぐよう、要請している。豚肉については、従来からの適正な加工・調理法に従えば問題ないとの見解が出されたが、かつて人類が遭遇した経験のない「新型」であることは間違いないようだ。
あれよあれよという間に、警告の声が大きくなってきたのだが、私たちが日常レベルでできることは限られている。「みだりに他人と接触しない」「うがいと手洗いを励行する」など、ごく常識的なことなのだ。わしは、新しいウィルスが発生するたび、「人類の驕りを討つ、自然からの復讐ではないか」と感じてきた。世界的な流行に備えて、ワクチンを準備することはもちろん重要なのだが、「自然からのアクションに対しては、自然なリアクションが相応しい」とも思っている。なにはともあれ、事態の推移を冷静に見守りつつ、ご自愛を!大変なことが起こるのを避けるためには、人間たちが、なるべく「自然に帰る」ことである。
<人生一本勝負!>
Q:暗記が苦手で困っています。現在34歳ですが、学生時代から苦手なので、年齢のせいではないと思います。やはり、頭のデキのせいでしょうか?(社労士志望/兵庫県Nさん)
A:いや、「慣れ」と「必要性の問題」だ。幼児がどんなふうに言葉を覚えるか、考えてみればいい。