今日は、出版物のご紹介しよう。
荒井寿光『知財革命』(角川書店/本体価格686円)。
著者は、東大法学部を卒業後、ハーバード大学大学院を修了し、当時の通産省(現在の経済産業省)に入省。資源エネルギー庁公益事業部長、防衛庁装備局長や特許庁長官などを歴任し、少し前まで、内閣官房・知的財産戦略推進事務局長を務めていた「知財のエキスパート」だ。現在は、東京中小企業投資育成株式会社の社長である。
インターネットによって爆発的に拡散したメディア領域でのビジネスを考える上ではもちろんのこと、これといった資源を持たないわが国にとって、「知財」は経済の命運を大きく左右する重要な鍵なのだ。ところが日本では、お人好しのお国柄もあるのだろう、知財についての理解や認識が今ひとつ。
そこで、アジアにおけるナンバーワンの知財評論家である荒井先生が、知的財産の基礎知識から、国境を超えた世界で繰り広げられる熾烈な闘争について、わかりやすく解説してくれる。
ゴールデンウィーク中に手に取って欲しい一冊です。
<人生一本勝負!>
Q:最近、「自炊のススメ」をよく耳にしますが、どうしても、「時間がもったいない」と思ってしまいます。(司法書士志望/札幌市Dさん)
A:24時間をざっと見渡して、他にもったいない時間はないか?