民主党・小沢代表の秘書が逮捕されたのをきっかけに、政治家への企業献金の問題がクローズアップされている。古くて新しい問題だ。「直接の利益供与がなければいい」との言は一見もっともなようだが、「人も法人も、自らの利益にならないことには、お金を出さない」という一般常識のほうが真実だろう。一切の企業献金を廃止して、個人献金のみに限定したとしても、グレーゾーンは存在し続ける。哲学者にして創作家のサルトルは、「人間の本質は、癒着である」と言った。わしは、あたりだと思う。では、どうすればいいのか？
みんなで本気になって、対策を考え、実行することだ。
「このままではいけない。何とかしよう」という雰囲気を作り上げることだ。
これまでにも、「男女間の不平等」「公害」など、古くて新しい社会問題が存在した。これら諸問題は、現在では完全に解決したとはとても言えないのだが、少なくとも、以前よりは格段に良くなったと言うことはできる。
みんなで本気になって、対策を考え、実行してきたからだ。
何とかしようという雰囲気を、法的レベルと並行して、日常レベルでも作り上げてきたからだ。
選挙をはじめ、政治活動には多額のお金がかかる現実があり、有権者もお金を稼ぐ必要がある以上、政治献金の問題は半永久的に存在し続ける。私たちにできることは、絶え間なき改善のみ！
＜人生一本勝負！＞
Q：寝ても、2、3時間で目が覚めます。仕事と勉強でくたびれているはずなのに……。（司法書士志望／神奈川県Eさん）
A：神経が昂ぶっているせいかもしれない。就寝前には、入浴と軽いストレッチを！