精神科の医師には、精神を傷めている人が多い。患者の治療にあたって、感情移入が過ぎると、病と同化してしまうからだ。また、話の通じない患者の相手をしていれば、言語的および身体的暴力の危険は常につきまとうし、医療訴訟が一般化しつつある現在では、その心配もしなくてはいけない。そのため、精神科医の中には、睡眠薬を常用している人が結構いるという。そこで、わしは2人の知り合いの医師に質問してみた。「先生は、睡眠薬を使っていますか?」。
精神科医Aさん「もちろん、毎日。ないと眠れません。翌日の仕事に支障を来たします。10人中、7、8人は、常用しているのではないでしょうか」。
精神科医Bさん「いやいや、私の感じでは、10人中10人全員が、常用していると思います。体裁を気にして、口にしない人がいるだけでしょう」。
大変な仕事だということは理解できるが、はたしてこれでいいのか?
<人生一本勝負!>
Q:ゴールデン・ウィークは、寝たい!(不動産鑑定士志望/福岡県Mさん)
A:交通渋滞や人込みに巻き込まれてくたびれるよりは、はるかにいい!