社会人が受験する場合、大きな壁となるのが、「活字」。学校を出てから勉強していないので、テキストや問題集の活字に拒否反応を起こしてしまうのだ。
活字への親しみには、次の5段階がある。
(1)マンガが読める。
(2)雑誌や週刊誌が読める。
(3)新聞が読める。
(4)専門的な本が読める(「本試験の問題用紙が読める」も、ここに含まれる)。
わし自身、新聞記者をやっていながら、受験勉強を始めてから活字慣れするまで、半年ほどかかった。初学者の人は、「内容がすぐに頭に入らない」とあきらめないで、最初はサラッと、次に粘り強く、何回も読み込んでいくことが大切!
もちろん、(4)の段階からが本格的な勉強である。
<人生一本勝負!>
Q:勉強を始めて1ヵ月になりますが、まだ手応えを感じられません。(司法書士志望/千葉県Hさん)
A:今はとにかく「量」をやる時期!手応えを覚えるのは、本試験の直前でいい!