昨日、まるでやる気のない、腐り切った子会社への出向を命じられた受験生(男性50歳)からの相談について書いたが、本人には改めてちょっと言いにくかった問題点が1つ。
「これまでに、それなりの働きをしていれば、出向など命じられるわけがない」。
ニュースでは毎日のように、アホな会社のアホな事件や不祥事が多々取り上げられているが、大多数の会社は、まともなのだ。「有能な人は優遇され、それほど有能でない人はそれなりに扱われる」という意味において、まともなのである。
あまりパッとしない出向や転勤を命じられたら、「自分は会社から、その程度にしか評価されていない」と、真剣に受け止めるべきだろう。それでも、仕事を与えられ、給料を払ってもらえるということについて、謙虚に感謝すべきなのだ。
その上で、どのように身を処するかは、当人の決断である。それは、その人自身にしか決められない、人生の選択なのだ。
<人生一本勝負!>
Q:一生懸命やっている上司を見ると、安心するし、やる気も出ます!(不動産鑑定士志望/千葉県Nさん)
A:それが、上司の最大の仕事!