大手スーパーで働きながら、社労士の勉強をしている50歳の男性から受けた相談。彼は子会社への出向を命じられたのだが、従業員数50名ほどのその子会社、毎日が消化試合で腐り切っているという。仕事はすべて親会社のいいなりで、自ら改善のアイデアを出したり、ユーザーからの要望や苦情を積極的に取り上げることもない。しかも、毎年のように赤字決算なのに、てんで平気なのだ。まさに飼い犬にして、扶養家族と同然。独立独歩の気概は、まったく見られないという。
「親会社から5人ほど来ていますが、彼らの関心事は、定年までの残り日数だけです。社命とはいえ、そんな場所に身を置くくらいなら、いっそ早期退職して、アルバイトでも見つけて、勉強に専念するほうがいいような気がするのですが……」と彼。
「合格を目標とする限り、あなたの決断を尊重し、応援する」と、わしは約束しておきました。
<人生一本勝負!>
Q:落ちていいのは、何回までですか?(行政書士志望/岐阜県Mさん)
A:落ちていいのは、1回もない!