昨日、生徒たちの喫煙を止めさせようと奮闘する中学校教師のことを書いたが、法律や校則を盾にとって、強制的に「ダメ!」と注意しても効果がない場合は、どうすればよいか?わしは、次のようなアプローチがいいと思う。
「損するぞ!」。
成長期からタバコを吸っていると、(1)身長が伸びない、(2)成績が伸びない、(3)病気の原因になる、(4)早死にする確率が高い、(5)これからの時代、喫煙は流行らないので、周囲から「ダサいヤツ」と見られる、などなど、デメリットを淡々と挙げるのがよい。中学生は昔から、屁理屈を使って反抗するのが得意だが、いまどきの子どもたちは現実的な利益感覚に敏感だ。損得で説得したほうが、教育的効果が高い!わしは、そう思っています。
<人生一本勝負!>
Q:仕事と勉強の疲れで、土曜日の午前中は寝だめ、午後もボンヤリしていることが多いのですが……。(不動産鑑定士志望/神奈川県Uさん)
A:寝だめはいいとして、午後のボンヤリはいただけない!予備校の講義、あるいは自習室や図書館を上手に利用して、「13時~14時に、自宅以外の場所で勉強をスタートさせる習慣」を確立しよう!