その言動や政権運営について、何だかんだと言われている麻生総理だが、わしはいつも2つのことに感心する。
1つは、トンチンカンな発言は別にして、物腰が比較的ゆったりしていること。もう1つは、50万円から80万円ぐらいはしそうな仕立てのよいスーツを普段着にしていること。この2つを考え合わせれば、「総理は、レジャー感覚、クラブ感覚で政治をやっている」ということになる。
ところが、本人はそれでいいかもしれないが、具体的な生活の向上を望む国民は困るのだ。この齟齬に、現在の日本の政治の悲劇と喜劇があるのだが、いずれにしても、差し迫った緊張感に乏しいのは、「この国の平和の象徴」と肯定的に受け止めるべきなのだろうか。
<人生一本勝負!>
Q:電車やバスの中で、資格試験のテキストを開いたまま眠りこけている社会人の人を見ると、何だかいじらしくなります。(司法書士志望/東京都Eさん)
A:それは、あなたが大人の証拠!