昨日、「この1年の間に、『できない』『まだ無理』などと言い訳をする受験生やビジネスパーソンが急に増えた」と書いたが、わしの経験則から対策を1つ!
「後先考えず、死ぬ気でトコトンやれば、大抵の問題は解決する」。
エクスキューズする人たちは、勉強や仕事を前にして、やるべきことをやらないうちから、失敗を正当化しようとしている。「私はサボります!」と宣言しているようなものだ。事に際して、このような矛盾に満ちた態度を取るのは、なぜか? それは、「がんばれば、好結果を出せる!」という実感、その実感が得られる“成功体験”が乏しいからなのだ。いわば、「自分自身の能力に疑心暗鬼になって、尻込みしている」。これは、人の徳として称えられる「謙虚さ」とは明らかに異なる。逆に、「臆病」であり、「傲慢」でさえある。限界を超えるまで努力したこともないのに、どうして「できない」などと言えるのか?
合格や成功を目指す、すべての発展途上のみなさんに、今一度考えてもらいたい大切な問題です。
<人生一本勝負!>
Q:1日5時間以上、勉強すると、頭が痛くなります……。(行政書士志望/埼玉県Kさん)
A:2時間やって、15分の休憩。専業受験生なら、これを3セットから4セットこなすのが標準だ。わしが大学を受けるときには、毎日5セットやっていたぞ!