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「専門職」とは、何か?

行政書士の勉強をしている32歳の女性から聞いた話。
彼女のお母さんは脳神経外科に通院されているのだが、主治医の先生の仕事ぶりに、「ありがたい」と感謝しつつ、勇気をもらうという。
その先生、年齢は30歳で、その病院の脳神経外科の中では最年少。最初は、「こんなに若い人に、大切な母を任せても大丈夫かしら……」と彼女は思ったそうだが、その不安はすぐに解消した。予約の時刻から1時間、2時間と待たされたときに、お母さんがつい、「今日の待ち時間は長かったです」と愚痴をこぼすと、その先生、カルテに書き込みをしていたボールペンを机に置いて、きちんとお母さんに向き直り、「申し訳なかったです」と深く頭を下げたという。患者に対しても、付き添いの家族に対しても、常に朗らかな敬語を使い、診断・治療といった自らの職分を離れても、リハビリに励むお母さんのことを気遣って、いつも声をかけてくれるという。
「近頃よく目にする『患者様』といった慇懃無礼な態度とは明らかに異なる、人としての温かみを感じます。母も私も、病院に行くことが苦ではなくなりました。回復に向かうという希望や楽しみが持てるようになったのは、この先生のおかげです。分野は違えど、私もこんな専門職になりたいと、勉強にも気合いが入ります」と彼女。
必要なことは、知識や技術だけでないのだ!それを知っている専門職もいるのである。
<人生一本勝負!>
Q:政治で盛り上がれる米国がちょっと羨ましい……です。(司法書士志望/兵庫県Eさん)
A:揶揄するばかりでは、たしかにつまらない!

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