高齢化社会が本格化している。80歳、90歳まで生きることが、普通になりつつある。会社勤めの場合、定年後、20年、30年の人生があるのだ。「余生」という言葉は、もう相応しくない。「引退（リタイア）」の時期は、大幅に先送りされたのだ。
「長いようで短いのが人生」と昔から言われてきたが、現在では、「人生はやはり長い」というのが多くの人の実感ではないだろうか。このような時代にあって、「最も価値あるものは何か？」と問うならば、わしは「健康」以外にないと思う。いくらお金があっても、心身の健康はすぐに買えない。勉強、仕事、家事や育児などを通じて、1日1日を健やかに過ごすよう努力することが、人間にとっての最大の財産を築くことにつながると、わしは考えています。
＜人生一本勝負！＞
Q：三日坊主なら、まだ実害が少なくてましなのですが、6ヵ月坊主や1年坊主が一番やっかいでは？（司法書士志望／埼玉県Uさん）
A：中途半端で辞めると、気持ちのしこりにもなる。