昨日、「水商売や、ホテル・旅館などのサービス業で、製薬会社の客は不評」と書いたが、今日はその理由について考えてみよう。
(1)医者に対するストレスや劣等感が、すさまじい。
製薬会社の人は、最大の顧客である病院サイドに絶対に頭が上がらない。特に営業に顕著なのだが、卑屈になるほどペコペコしたり、おべんちゃらを使ったり、各種の便宜を図ったりするという。その反動が、飲み屋や宿泊施設で、ドッと噴き出してしまう。「社会的なステイタスが高い医者と仕事をしている。その他大勢のおまえたちとは違うんだ」という屈折した感情もあいまって、始末に悪いのだ。
(2)商品に対して、責任が持てない。
高度な専門知識・技術を備えた一部の研究員を除いて、一般の製薬会社社員は、自らが扱う商品について、責任を持てない。本当にエンド・ユーザーのためになるかどうか、断言はできないのだ。しかし、詳細を知らなくても、ビジネスとして売らなくてはならない。このジレンマが大きいため、ホッとリラックスできる場所で、リラックスし過ぎてしまうのだ。
以上2つの理由が挙げられるが、よくよく考えてみれば、何も製薬会社に限ったことではない。程度の差こそあれ、(1)と(2)は、あらゆる業種で見られる問題点だろう。では、他に決定的な理由があるのだろうか? わしも考えるから、みなさんもぜひ!(製薬会社にお勤めの方からのご意見を特にお待ちしてします)。
<人生一本勝負!>
Q:寒さを乗り切るには、やる気を出すのが一番ですね!(宅建志望/神奈川県Mさん)
A:エコにも有効!