わしは、日本再生のカギは、「個人商店と芸術の繁栄」にあると思っている。一見すると、何の関係もないように思えるが、この2つの根っこはガッチリつながっているのだ。1人ひとりの人間力に期待するという点において、意義を同じくしているのである。
構造改革や組織編成の改善は、社会や企業にとってもちろん重要なことだが、体制を変えればいいという上から目線の発想では、限界がある。それに、面白くない!ビジネスでもアートでも、独立の気概を持った人たちが、様々なネットワークを構築しながら、人々の間に豊かさを広げていく。政治や経済は、そのサポートを適宜適切に行なう。これが、国や地域を良くしていく基本ラインだと思うのだが、みなさんはどうですか?
「大量低品質」という発想から、「少量高品質」の発想に早く、カジをとりたいものである。
<人生一本勝負!>
Q:政治には、わかりやすい言葉が必要だと思いますが、レベルの低いわかりやすさは困ります!(CFP志望/大阪府Hさん)
A:目先のウケばかり狙っているようでは、国家100年の計はおろか、5年、10年の構想など立てられない!