弁護士・検察官・裁判官を目指す人たちから、「ロースクールを信用していいのか?」といった疑問の声が多数寄せられている。「合格者数を増やす」「多彩な人材を取り込む」「しかし、法曹としての質は低下させない」という司法制度改革の目的が、国側の制度設計や各ロースクール側の受け入れ体制に具体的に反映されておらず、「理念倒しではないのか?」といった疑心暗鬼の雰囲気が広がりつつある。わしも、現行のやり方には多々問題があると認識しているが、その上で、あえて、こう答えよう。
「完全な制度はない。完全な学校もない。だから、もし何かを学び、勝ち取りたいと思うのならば、制度や学校などの外部には依存せず、自らの内なる意志と力に重きを置け!」。
そもそも、私たちが暮らす社会そのものが、欠陥だらけなのだ。欠陥だらけの日々から、よりよい未来を育んでいく。それが、改善の精神に他ならない。
ただ、合格者率の高さにつられて、法曹をめざすのは、おかしい、自分の実力をみがけ!
<人生一本勝負!>
Q:夢や希望を持つには、それなりの努力が必要。そう感じる今日このごろです……。(CFP志望/京都府Hさん)
A:その通り!努力なければ、目標さえも立てられないのだ!