公務員を目指している21歳の女性読者から、次のようなメールを頂いた。
「先生の『人生は、本物を探す旅』についてですが、この偽装だらけの世の中で、本物とニセモノの見分けがつくものでしょうか?」。
「つく」と、わしは思っている。「偽りの手段ばかりが進化している」と嘆く声は多く、それは確かな事実なのだが、本物を生み出そうとする人の情熱が根絶したわけではない。見えにくくなっているだけなのだ。本物とニセモノを見分けるには、幼子のような素直な心と、世の荒波にもまれた経験の両方がいる。本物に出会えるかどうかは、自分自身がどんな生き方をしてきたか、これからどう生きようとしているのか、そこにかかっているのである。まず、自分が、自分の考えている本物になる!
<人生一本勝負!>
Q:大相撲の八百長問題。「ある」と思うのがフツーでは?(行政書士志望/愛知県Tさん)
A:だから、いつの時代にも浮上する。「1勝負・70万円」というウワサもある。