昨日、受験生の心得として、「どうしてもわからないことがある場合、内容をメモにして、忘れろ!」と書いたが、同じことがビジネス・パーソンにも言える。「解決策が見つからない」「納得できない」といった事柄は、一旦、棚上げにして、通常の業務を粛々と進めることが大切だ。特にビジネスの場合は、試験勉強とは違って、自分のペースだけを守っていればよいというものではない。周囲と歩調を合わせる、できれば2、3歩だけ常に前を行くことが、重要だからである。
さらに、ビジネスをめぐる状況が変化すれば、解決策がわかったり、納得できなかったことに落とし所を見出せたりすることもある。ときには大きな流れが、人知を超えた答えをもたらすことだってあるのだ。「水の流れに、まかせよ」。ジタバタしない。
<人生一本勝負!>
Q:パラリンピックも、オリンピックと一緒にできないものでしょうか?(簿記2級志望/東京都Uさん)
A:競技性が高まっているという点では、パラリンピックも五輪化しているが、おそらくあなたが言いたいであろう「健常者と障害者の共存」という点では、まだまだクリアすべき課題が山積している。