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母の入院(3)

ロースクールの受験準備をしている女性から、長い手紙が届いた。
脳梗塞と診断された母親の入院準備をするため、彼女は母親を病院に残したまま、一旦、自宅に戻ったという。
「主人を亡くし、現在の生活を送るようになってから、身の回りの事をはじめ、全ての事を母にしてもらっていたので、何がどこに入っているのかわからず、何をどのようにしたのかはっきり覚えていないが、とにかく急いで入院の仕度をした。
再び病院に行くと、母が病室のベッドに横になっていた。
着替えをさせて、備品等を備え付けの棚にしまった。
早速、点滴治療が始まった。
やがて消灯の時間となり、わたくしが帰宅しようとすると、
母は『本試験間際にごめんなさい。気をつけて帰ってね。戸締りをきちんとしてお休みしてね。夕食は何も準備がしていないけれど、何か食べてお休みしてね』と言った」。
自らが病を得ても、子どものことを気遣う。
母親の思いの深さには、頭が下がります。
<人生一本勝負!>
Q:マスコミを上手に利用した小泉さんの時から始まったことですが、安倍さん、福田さんと、「見た目を重視した人当たりの良さ」が総理の基準になっています。実のある人材は、どこに?(司法書士志望/京都府Nさん)
A:政治以外の分野にいたりして。

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